プロフィール


岸本 良信 Kishimoto Yoshinobu

1964年生まれ。札幌市在住。

家族歴史研究家・歴史家。

固有名詞学(人名学)・系図学研究者。

 雑誌編集者を経験した後、日本初の試みだった公立の苗字博物館建設計画に深く関わり、学術面を担当。2001年には『道産子のルーツ事典』(中西出版)を刊行し、日本家系図学会より丹羽記念学術賞を受賞する。

 道新文化センター講師、NHK文化センター講師。道民カレッジ・UHB大学・女性大学・札幌市民大学講座・北海道立図書館・滝川市立図書館・北見市立図書館など道内だけではなく、東京・岩手・滋賀・広島・熊本県など道外でも講演多数。

 2024年3月、世界最大の家系図のフェスティバルであるルーツテック2024(RootsTech.アメリカ・ソルトレイクシティ )で講師を務める。テーマは「インターネットを利用した家族歴史探求」。

 2014年8月、岩手県の一関市博物館で開催された企画展「系譜ー先祖を語る江戸時代ー」で講師を務める。テーマは「寛政譜と諸藩の系図ー近世武家系図の意義と問題点ー」。

 年間に300家以上の先祖調査のアドバイスや除籍分析を行い、これまでに関わった先祖調査はゆうに5.000家以上にのぼる。直接指導した受講生は20数年間で600名以上。講演会で先祖調査のノウハウを教えた方々は数万人に及ぶ。ネット検索で上位に表示される複数の有名家系図業者に先祖調査の方法を指導。長年にわたって専門知識が必要な案件・質問に助言を与えてきた。

 NHKの番組『ファミリーヒストリー』の調査に協力(所ジョージさん、田中美佐子さん、その他。2021年1/25放送のバカリズムさんの回には出演)。

 歴史家としては江戸風俗、城郭、時代小説などの講座を数多く担当し、全国で講演多数。道新観光のツアー『北海道の社寺をめぐり開拓の歴史を学ぶ』などでも講師を務めた。

 『税のしるべ』(大蔵財務協会)、『北方圏』(北方圏センター)、『歴史と旅』(秋田書店)など多数の雑誌、新聞に原稿を書いている。NHK、HBC、UHB、STVなどのTV、ラジオにも出演し、北海道新聞、読売、朝日、毎日新聞にもたびたび記事が掲載されている。

 北海道に在住しているが活動の場は日本全国、海外に及んでいる。

 Japanese Genealogist Family Historians

 人名学(Anthroponymy)研究


所属学会 Affiliated Academic Society 

 史学会(事務局 東京大学文学部内)

 日本歴史学会(事務局 吉川弘文館内)

所属団体 Membership of professional institutions

 日本赤十字社会員(Japanese Red Cross Society member)


信念 Belief 

 私は自分の歴史をさかのぼる行為は家族の結びつきを強め、祖先と子孫の絆を深め、自らのアイデンティティを確認し、 世界中の人々が大きな一つの家族であることを理解し、歴史学、地方史学、心理学、医学、社会学の研究に資し、人類の平和と幸福に寄与するものと信じています。

 私は苗字、家系、先祖、宗教、学歴、貧富、地位、人種、国籍、性別によって生じるあらゆる差別、偏見、迫害、誹謗中傷に強く反対します。

 私は匿名で他人を中傷したり、なりすましで他人の名誉を傷つけるような一方的な言葉の暴力を憎みます。私だけではなく、すべての人々に対して行われるこのような非建設的な言葉の暴力、誹謗中傷、名誉棄損、侮辱に対して、必ずや正義の裁きが下されることを強く望みます。

  私は他人の家系を本人に無断で調べる行為(結婚調査、身元調査など)に断固反対し、一切の協力を拒否します。

  私は本人の求めに応じてある家の先祖を調べたとき、その過程で知りえた個人情報を無断で第三者に漏らさないことを誓います。

 これは私のBelief(信念)です。


好きな言葉 Favorite Words

 たとえ貧しくても、失敗の連続だったとしても、彼らが私たちにつながっている限り、すべてのご先祖の人生は語るに値する。