提言



故地ツーリズム

 ご先祖が住んでいた場所を「故地」といいます。そして、その故地を訪問する旅を故地ツーリズムといいます。故地ツーリズムに旅立つためには、まずは除籍を取り寄せてご先祖が住んでいた故地を知る必要があります。この除籍の取得をサポートし、故地ツーリズムの普及に協力してくれる業者を求めています。


日系人プロジェクト

 世界には約380万人以上の日系人がいるとされています。この日系人の日本におけるルーツ調査を支援し、同時に海外へ渡った親族を探し出すという国境を越えたルーツ調べの組織、あるいは会社を結成したいと考えています。そのために必要な人材、資金を広く求めています。


系図証明基準

 現在作成されている家系図の大半は除籍に基づいて作成されていますが、はたして除籍という記録は全面的に信用できるものなのでしょうか。歴史学の研究に史料批判が欠かせないように、家系図にも信ぴょう性を確認する作業が必要です。アメリカには系図証明基準(Genealogical Proof Standard。略してGPS )というものがあり、業者が作製した家系図やネットにアップされている家系図は、この基準に基づいて信頼性を検証されています。我が国の家系図界にも、このような基準が導入されることを強く望みます。


認定機関の設立

 アメリカでは質の高い先祖調査の研究活動を行っている人を専門家として認定する機関が二つあります。系図学者認定委員会(BCG)と専門家系学者認定国際委員会(ICAPGen)です。これらの機関で定めている認定のレベルは大変に高く、認定された人はプロフェッショナルとして裁判に専門家証人として出廷することも認められています。

 日本の家系図作成業者の知識レベルは玉石混交といわざるを得ません。一生に一度しか作らない家系図を知識の浅い業者に作ってもらうのは悲しいことです。しかし、我が国にはこのような業者の実力を客観的に測れる基準が無いため、広告だけで選択して作成を依頼しているのが現状です。

 我が国の代理制作をしている業者のレベルを向上させるためにも、このような専門家認定を行う機関が一日も早く設立されることを強く望みます。