支援



有償支援のご案内 

 私はこのHPを通じて、今後も末永く有益な情報を出来る限り無料で提供してゆきたいと願っています。そのために必要となるのが安定した資金です。これを調達するためみなさんの先祖調査を有償支援するクラウドファンディング (不特定多数からの資金調達)を実施しています。


数量を限定した調査代行を行っています

 あなたに代わって、専門家の私があなたの家系を調査いたします。


  • 戸籍・除籍調査
  • 旧土地台帳調査
  • 軍歴証明書調査
  • 履歴書調査
  • 文献・郷土誌調査
  • 藩政資料・村方文書調査
  • 古文書解読
  • 菩提寺調査
  • 過去帳調査
  • 同姓アンケート

 

 以上のような先祖調査において必要なすべての調査をワンパックにしたものです。私が専門家としてのノウハウを駆使して、あなたのご先祖をお調べします。

 この調査は、私の研究という側面もあるため、調べる件数を限定させていただいています。1年間で10件までしかお受け致しません。私が75歳までこれをお受けしたとしても今後20年間で、わずか200件しか行わない特別な調査です。



 この特別な調査は、調べる情報の範囲と期間によって3タイプに分かれています。


スタンダードコース

 基本的な調査の範囲 期間は6か月 金額は50万円 1年間の受注件数は5件までです。


プロコース     

 本格的な調査の範囲 期間は1年間 金額は100万円 1年間の受注件数は3件までです。


プレミアコース

 プロコースよりも調査範囲を拡大した調査 期間は1年間 金額は200万円 1年間の受注件数は2件までです。


 次のような特徴があります。


  1. 私の作る家系図は流れ作業で作る大量生産の既製品ではなく、一流の職人がひとつひとつ丹精を込めて仕上げる作品のようなもののため、数はわずかしか作れません。
  2. 私の作る家系図はただ除籍に記載されている死者の名前を線で結んだ図ではありません。そこから家の物語を感じ取れるようなもの、想像力をかきたてられるようなものを理想としています。
  3. 私の作る家系図や報告書では、記録に裏付けされた事実と検証ができない推論とを明確に区別して叙述します。たとえご先祖のことが書かれている文書であっても、必ず史料批判を行います。言い伝えも同様です。たとえ代々の伝承であっても、文書での裏付けがとれないこと、歴史的に矛盾があることについては、仮説、推論として扱います。
  4. 料金は高額と思われるかも知れませんが、専門的な調査を行う場合には、この程度の費用はかかります。欧米でもプロに依頼したさいには、このあたりの金額から話し合いということになります。また、ご自分で何年もかけて詳細な家系図を作る方がいますが、その方に「これまでかかった時間と労力をお金に換算するといくらになりますか」と質問すると、これくらいの金額はかかったろうと答えが返ってきます。
  5. 家系図は一生に一度しか作りません。家を建てるようなものですね。いいえ一生に一度どころか、数百年に一度、何十人もいる一族の中であなたただ一人だけが作ることもあります。そう考えれば、この値段は決して高額とはいえません。物の価値は人によってまちまちですが、よく調べられた家系図には新車一台分の価値は十分にあると思っています。
  6. 家系の調査は困難がともなうものです。それを熟知している専門家ほど、安い料金では仕事を受けないものです。あまりに安い料金設定は、調査の内容に不安を感じさせてしまいます。
  7. 過去という霧の中に隠れている事実を見つけ出すには、大変な労力がかかります。スタンダードの調査では、除籍に記載されているご先祖以前のご先祖の名前を発見することに主眼をおきます。プロでは名前のほかにご先祖の生涯についても掘り起こします。プレミアでは、プロでの調査をさらに深め、直接関係がありそうな記録(分限帳や宗門改帳など)だけではなく、記載の可能性が1%でもありそうなものにまで範囲を広げて調べます。近世文書の量は膨大なため、ある地域の文書をすべて見るようなことは物理的に到底不可能ですが、プレミアではこれ以上の調査は常識的に不可能だろうと思われる限界点を目指して調査を行います。
  8. これだけの費用と時間をかけて、どれくらいの成果が期待できるのかという点が気になる思いますが、最初に申し上げておきますが、あまり楽天的には考えないでください。私のこれまでの経験からすると、どれほど経費をかけても除籍に記載されているご先祖以前のことが判明する確率は50%程度です。200万円もの経費をかけて、結局は一代もご先祖がさかのぼれない可能性もあり得ます。その場合には記録がこの世に存在していない、家系を知る古老が存在しないなど、物理的に調査が不可能ということを示しています。ご先祖の名前以外にその過程で得られる情報は集まりますが、「これ以上は調べることが困難」ということを確認できたことも、家系調査では成果とされます。結果だけを求める成果主義はご先祖調査とは相いれません。

 詳しくはメールでお問い合わせください。



有償支援の資金は広く社会に還元されます

 有償支援を利用された方々からいただいた資金は支援金として使われ、本HPの情報の充実、日本の系図学の基礎確立という形で広く社会に還元されてゆきます。


  • 『姓氏家系大辞典』の増補および現代語訳版の編集と発行
  • 明治以降の紳士録、人名録に収録されている人物の横断検索を可能にする
  • 故地ツーリズムの普及活動
  • 日系人、在外邦人のルーツ調査を支援する体制の構築
  • DNA検査による先祖探求の普及活動
  • 次世代をになう後継者の育成
  • 系図学を教える教育機関の設立

 

 このような我が国における系図学基礎データの構築に取り組みます。また個人が自分のルーツを調べようと思った時、オンラインを通じて有益な情報を得られる環境の整備に使われます。これらのことは、すべて現在だけではなく、10年後、20年後の将来を視野に入れて行われていることです。

 皆様のより一層のご支援をお願いいたします。


有償支援で集まった資金の5%を日本赤十字社に寄付しています

 私は日本赤十字社の会員です。皆さまの協力により有償支援で集まった資金のうち5%は、年末に日本赤十字社へ寄付しています。これは日本赤十字社の基本七原則に賛同しているからですが、とくに公平の理念の実現を強く願っています。


 日本赤十字社 基本七原則のうち公平

 赤十字・赤新月は、国籍、人種、宗教、社会的地位または政治上の意見によるいかなる差別をもしない。赤十字・赤新月はただ苦痛の度合いにしたがって個人を救うことに努め、その場合もっとも急を要する困苦をまっさきに取り扱う。


 先祖調査を通じて、世界中の苦しんでいる人達にぜひ救いの手を差しのべてください。私たち人類は肌の色や国境、宗教を超えて大きなひとつの家族です。家系図は人と人をつなぐことによって、そのことを実感させてくれます。

 私たち一人一人のやさしさ、思いやり、愛情があつまって大きな人類愛となり、子供や孫の世代によりよい地球、いわれなき苦痛の無い世界を残せればいいな、と心から願っています。